MIO YOSHIDA
MIO YOSHIDA
MIOさんは大阪を拠点に東京・愛知・なんと韓国にも展示などをしている実力派画家です。
主に抽象画というジャンルで日々制作を行っています。
パワーと繊細さが絶妙なバランスで感じられる絵で、思わずずっと見てしまう半立体の作品を制作している方です。
私の中の勝手なイメージになってしまいますが、画家の人ってなんか気難しそう・・・とか、こだわり強すぎて怖いかも・・・とか
ちょっとありません?そういうの・・・
しかし、MIOさんと出会って画家のイメージがぐるっと変わりました。
MIOさんはとても温厚で、やさしくて。自分の作品に対して情熱的なところも冷静に見てあえてテキトウにしているところもあって、
今まで出会った人の中で一番やばい人や・・・ってなりました(突然落ちる語彙力)
全てに意味がないと認められない世の中で、意味のないものでも美しければいいんか。と、そう思わせる魅力のある方です。
さて、今回はそんなMIO YOSHIDAさんの名刺の制作です。
MIOさんの作品をベースにしたので、そこにも注目です!
迫力の表面
MIOさんの絵が素晴らしすぎて、いらん事したらあかんなっていう感じで進めていきました。
伝えたいことは何か。そこを大事に制作していきます。
この作品の名前は「impress」。
印象づける、植え付ける、心をとらえるという意味があるそうです。
まさに名刺にピッタリの作品!!!!
作品の雰囲気に合わせたスタイリッシュな印象にするために使用したフォントは「futura」です。
シンプルながらも力強い印象で、読みやすさも兼ね備えた万能フォント。
そして作品をトリミングし、全面になるようにすることで半立体の絵を活かしたより迫力のある名刺にしあげました。
MIOさんの絵と名前がわかればそれで十分。この絵だけで得られる情報が多いです。
他の情報は雑音にしかならないと判断したので、裏面にその他の情報をまとめていきます。
(ちなみにこの絵はもう売れてしまったので、インスタとこの名刺でしか見れません。)
考える裏面
「本当の感性」を忘れた現代の人達へ。このコピーはMIOさんが考えていることを無理やり言語化したものです。
本当は言葉では言い切れない、言い表せない思いがありました。
でもどうにか伝えたい、思ってるだけでは伝わらないというもどかしさを感じながら話をしてくれました。
彼女の思いを汲み取ってこのコピーに辿り着くまでが一番大変でした。
表面で使用した絵の違う角度からの写真を使い、この名刺1枚で1枚の絵のさまざまな表情を楽しめるものになりました。